テレビ見たい!お菓子食べたい!に疲れた日に読む、イライラしない子育てメモ

育児のこと

「テレビ見たい!」

「お菓子食べたい!」

子どもから何度もそう言われると、最初はやさしく返せていたはずなのに、だんだん心がざわざわしてくるものです。

私も、夕方のバタバタした時間に何度もこの言葉を聞いて、心の中で「もう勘弁してー」と思うことも多々。

いえ、心の中だけでおさまらず、声に出ていたこともあります😱

ごはんの支度をしなきゃいけない。
洗濯物もまだたたんでいない。
下の子が泣いている。
部屋も散らかっている。
自分も少し座りたい。

そんなときに、

「ねぇ、テレビ見ていい?」
「お菓子は?」
「あとちょっとだけ!」

と何度も言われると、つい声がきつくなってしまう。

「さっきも見たでしょ」
「ごはん前だからだめ!」
「もう終わりって言ったよね」

言ったあとで、胸の奥がちくっとすることもある。

本当は、そんな言い方をしたかったわけじゃない。
もっと穏やかに返したかった。

それなのに、今日もまたイライラしてしまった。

そんなふうに、自分を責めてしまう日があるかもしれません。

テレビやお菓子に頼る私は、だめな母?

子育てをしていると、テレビやお菓子に頼ることに、どこか後ろめたさを感じることがあります。

本当は、テレビを見せすぎないほうがいいのかな。
お菓子で機嫌をとるのはよくないのかな。
もっとちゃんと向き合って遊んであげるべきなのかな。

そんな思いが頭に浮かぶこともあります。

けれど、毎日いつでも理想どおりに子どもと向き合えるわけではありません。

心の余白には限りがあります。
体力の限界もあります。
何もかも完璧にこなしながら、ずっと穏やかでいるなんて、できません。

テレビを見せた日。
お菓子に頼った日。
「今日はこれでいい」と思った日。

それは、子育てに手を抜いた日ではなく、親子で今日を乗り切るために選んだ日なのかもしれません。

そんな日もあっていい。

まずは、そこからでいいのだと思います。

イライラの原因は、子どもだけじゃない

「テレビ見たい」「お菓子食べたい」と言われてイライラするとき、つい子どものわがままに振り回されているように感じます。

けれど、本当にしんどいのは、その言葉そのものだけではないのかもしれません。

何度も同じことを聞かれること。
こちらの都合がどんどん崩れていくこと。
家事が進まないこと。
自分の時間がまったくないこと。
「ちゃんとした母でいなきゃ」と思っていること。

そういう小さな重なりが、心の中でいっぱいになっているのだと思います。

子どもに怒っているようで、本当は疲れている。
テレビやお菓子に腹が立っているようで、本当は自分の余裕のなさに苦しくなっている。

そう気づくだけでも、少し心の向きが変わります。

「私はだめな母なんだ」ではなく、
「今、私は疲れているんだな」
と受けとめてあげる。

それだけで、イライラの角が少し丸くなることがあります。

禁止するより、先に決めておく

毎回その場で判断しようとすると、ママの心はどんどん消耗します。

「見せてもいいかな」
「いや、見せすぎかな」
「お菓子、少しならいいかな」
「ごはん前だからやめたほうがいいかな」

そのたびに迷って、そのたびに子どもと交渉して、そのたびに罪悪感を感じる。

これでは疲れてしまいます。

だから、できるだけ「その場で考えること」を減らしておくと、少しラクになります。

たとえば、

テレビは夕方のごはん作りのあいだだけ。
お菓子は小皿に出した分だけ。
今日は疲れているから、特別にここまで。

こんなふうに、ゆるく決めておく。

大切なのは、厳しいルールを作ることではありません。
ママが迷い続けなくていいようにすることです。

子どもにとっても、毎回答えが変わるより、先に決まっているほうが安心しやすいことがあります。

「今日はこの1本を見たらおしまいにしようね」
「お菓子はこのお皿の分ね」
「ごはんができるまでは、テレビ見てていいからね」

そんなふうに伝えられたら、少しだけ穏やかに過ごせるかもしれません。

「ごはんができるまでは、テレビ見てていいからね」と伝えても、
「ごはんができたから、はい、おしまい!」と急に区切ると、子どもにとっては切り替えが難しいことがありました。
わが家では、切りのいいところで「それが終わったらごはんだよ」と先に伝えておくと、反発が少なくなりました。

「だめ」だけではなく、気持ちを一度受けとめる

子どもが「テレビ見たい」「お菓子食べたい」と言うと、ついすぐに答えを出したくなります。

「だめ」
「あとで」
「もう終わり」

もちろん、そう言わなければいけないときもあります。

ただ、その前に一度だけ、子どもの気持ちを言葉にしてあげると、少し空気が変わることがあります。

「テレビ見たいんだね」
「お菓子食べたい気分なんだね」
「もっと見たかったよね」
「終わりにするの、いやだったよね」

受けとめることと、言うことを全部聞くことは違います。

気持ちは受けとめる。
境界線は親が決める。

このふたつが大事です。

「もっと見たかったよね。楽しかったもんね。今日はここまでにしよう」
「お菓子食べたいよね。ごはんのあとにしようね」
「今はだめだけど、明日のおやつにしようか」

こんなふうに言えたら、子どもの気持ちも、ママの気持ちも、置き去りになりにくいです。

わが家では、最初はなれないルールに泣いたりしたけど、徐々に理解していきました。

それでもイライラする日はある

どれだけ工夫しても、イライラする日はあります。

寝不足の日。
予定が詰まっている日。
夫婦の会話がうまくいかなかった日。
家の中が散らかっている日。
自分の心が置いてけぼりになっている日。

そんな日は、いつもなら流せる言葉にも反応してしまいます。

「テレビ見たい」
「お菓子食べたい」

その一言に、心がぷつんと切れそうになることもあります。

そんな自分を、責めすぎなくていいと思うのです。

イライラしたということは、子どもを愛していないということではありません。
穏やかでいられなかったということは、母親失格ということでもありません。

ただ、少し疲れていた。
少し余白がなかった。
少し助けがほしかった。

それだけのことかもしれません。

今日のゴールを低くしてみる

子育てをしていると、無意識のうちに「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまいます。

テレビは見せすぎない。
お菓子はあげすぎない。
怒らない。
やさしく話す。
栄養のあるごはんを作る。
子どもの気持ちを受けとめる。
家も整える。

もちろん、できたら素敵です。

けれど、それを毎日ぜんぶ完璧にやろうとしたら、心が苦しくなってしまいます。

だから、疲れている日は、今日のゴールを少し低くしてもいい。

親子で大きなケガなく過ごせた。
ごはんを食べられた。
お風呂に入れた。
寝る前に一度だけ笑えた。
「おやすみ」と言えた。

それだけでも、十分な日があります。

理想のママになれなかった日でも、子どもを想って過ごした一日であることに変わりはありません。

テレビもお菓子も、敵にしなくていい

テレビに助けてもらう日もある。
お菓子に頼る日もある。
「今日はこれで精一杯」と思う日もある。

それは、手を抜いた日ではなく、親子で今日を越えるために選んだ日。

そんな日もあっていい。
明日また、少し笑えたらそれでいい。

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