体調が悪い子どもに、何をしてあげたらいいかわからないとき

育児のこと

子どもが「痛い」「抱っこして」と言ってきたとき、
何か特別なことをしてあげられない自分に、少し不安になることがあります。

こんな関わり方でいいのかな。

そんなふうに思っていた朝、娘に手を当てながら、
“手当て”ってこういうことなのかもしれないと感じました。

「頭いたいよ〜」
そう言って、娘が起きた今朝。

おでこに触れると、いつもより熱く感じました。

「いたいよー いたいよー」
と言うので、手を当てたまま様子を見ていました。

すると、彼女は落ち着いてすやすやと眠りに——。

何度も繰り返すうちに、ふと思いました。
「私の手から、なにか出ているのかしら?」

冗談まじりに笑いながらも、確かにそこには“力”のようなものがありました。

もちろん、痛みを消せたわけではないのかもしれません。
それでも、子どもにとっては「ママがそばにいる」ということ自体が、大きな安心になるのだと思いました。

そして以前、ある人が言ってくれたことも思い出しました。
「手を当てるから“手当て”って言うんだよ」
その言葉の意味を、あらためて感じた瞬間でした。


もうひとつ思い出したことがあります。
以前、別記事でも書いたのですが、幼稚園に用事があって訪れたときのこと。
(その日の出来事はこちらに綴っています)

何人かの子どもたちが、ふとした拍子に私に抱っこをせがんできました。

ひとり、またひとり。
全員をだっこすると、みんな本当にうれしそうな顔で笑ってくれました。

「私はただ、抱っこしただけなのに」
でも、子どもたちはそれだけで安心して笑ってくれる。

それはきっと、言葉ではない、“温もり”が届いたからなんだと思います。


言葉を超えて届く「温もり」という力

子育てをしていると、ときどき立ち止まって考えたくなるときがあります。

私はちゃんと、愛情を伝えられているだろうか?
ちゃんと、安心を与えられているだろうか?

けれど、ふとした場面で子どもたちは教えてくれます。
「ママがそばにいるだけでいいの」と。

そしてその安心や愛情は、言葉ではなく“手のひらの温もり”で伝わることもある。

それは、特別なスキルでも知識でもなく、
人の心の奥から自然と生まれてくる力なのかもしれません。


あらためて、私たちの手のひらには不思議な力があるのだと思います。

それは、
愛情を伝える力
安心を届ける力
目の前の小さな命に「だいじょうぶだよ」と語りかける力

これからも、私はこの手のひらの温もりというものを大切にしていきたいと思いました。

そして、子どもが不安そうなとき、何か言葉を探さなくても、そっと手を当てるだけでいい。
抱っこするだけでいい。
「ここにいるよ」と体で伝えるだけで、きっと届く安心があるのだと思います。


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