シングルマザーのママ友。
彼女は平日いつも忙しく働いています。
仕事を終え、家に帰り、家事をこなし、子どもと向き合う。
一日があっという間に過ぎていく。
だからこそ、休日は特別。
「今日はたくさん遊ぼうね」
その言葉には、ただの予定ではない
“覚悟” がにじんでいました。
コバトン公園へ
今回向かったのはコバトン公園。
充実した遊具。
大きな滑り台。
バッテリーカー。
お弁当を持って、一日ゆっくり過ごせる場所です。
混雑を予想して、少し早めに出発しました。
人気の滑り台を制覇するために。
子どもたちのまなざし
子どもたちは夢中で走り回る。
大きな滑り台を滑り終えたあとの誇らしげな顔。
順番をきちんと並んだり、遊具を譲り合う姿。
「見て!」と輝く目。
そして何より、
わが子が楽しそうに遊ぶ姿を、
穏やかな表情で見つめる彼女の横顔でした。
忙しい毎日の中で、
今日という一日を濃くしようとしている人の顔。
そのとき、ふと気づきました。
子どもにとって大切なのは、
どこに行くかではなく、誰といるか。
場所よりも、まなざし。
予定よりも、心の向き。
「俺が見てるよ」
しばらくして、彼女がぽつりと言いました。
「ちょっと休みたいなぁ」
ずっと遊びに夢中な息子。
一人で子育てしていると、外出先で気を抜く時間はほとんどないそうです。
そのとき、夫が軽やかに言いました。
「俺が見てるよ」
その一言で、空気がふっとやわらぎました。
「本当に助かる…」
彼女のその言葉には、重みがありました。
子育ては、一人で頑張るものではない。
誰かが少し手を差し伸べるだけで、
負担は半分になり、楽しさは二倍になる。
完璧な支援制度よりも、
目の前の「俺が見てるよ」が、誰かを救うこともある。
助け合いは、特別なことではありません。
ほんの小さな交代や声かけが、
誰かの休日を濃くするのです。
豊かさは、体験の密度
高価なレジャー施設でなくてもいい。
お弁当を持って、公園で一日過ごす。
それだけで、子どもは最高の笑顔を見せてくれる。
豊かさは、出費の大きさではなく、
体験の密度。
濃い休日とは、
・一緒に笑った回数が多いこと
・子どもの目を見た時間が長いこと
・「楽しかったね」と言い合えること
それだけでいい。
次の休日、あなたは?
次の休日、私は決めました。
子どもの目を見る時間を増やそうと。
何時間一緒にいたかではなく、
どれだけ心を向けられたか。
休日は、消費するものではない。
設計するもの。
そして濃さは、覚悟で決まる。
覚悟とは、
子どもの目を見る時間を増やそうと決めること。
「ちょっと休みたい」と言えること。
100点の休日より、
80点でも笑える時間を選ぶこと。
さて、あなたは次の休日、
子どもの目をどれくらい見ているでしょうか。


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