子どもが生まれてから、
夫婦ふたりでゆっくり話す時間が、ほとんどなくなりました。
仲が悪いわけではありません。
家族で過ごす毎日は、むしろ幸せ。
それでも気づけば、
「夫婦の時間」はずいぶん遠くなっていました。
そんなある夜のこと。
子どもたちが寝たあと、
夫が何気なく言いました。
「もう少し、ふたりの時間が欲しいな」
言われてみて、
「あぁ、たしかに」
と思いました。
子どもとの毎日は楽しい。
その一方で、
夫との時間も、もう少しあったら嬉しい。
そう思った私は、
大きなことではなく、
ほんの5分だけ、夫婦で過ごす時間を作ってみることにしました。
子どもが寝たあと、「5分の夫婦時間」を始めてみた
私が始めたのは、
子どもたちが寝たあとの、ほんの5分でした。
あたたかいお茶を持って、
夫の隣に座る。
「おつかれさま」
と声をかけて、
夫が見ていたお笑い番組を一緒に見る。
本当に、ただそれだけです。
どこかへ出かけるわけでもなく、
特別なことをするわけでもない。
ただ、夫の隣に座って、
同じものを見て、一緒に笑う。
それだけでも、
私にとってはちゃんと「夫婦の時間」になりました。
最初から長い時間を作ろうとすると、
子育て中の毎日では難しかったかもしれません。
けれど、
「5分だけなら」
と思うと、
私には始めやすかったんです。
5分のつもりが、夫婦の会話が止まらなくなった
「5分だけ」のつもりで始めた夫婦時間。
ところが、
少し話し始めると、なかなか終わらないんです。
気づけば、
30分以上話していた夜もありました。
お互い食いしん坊なので、
「今日行ったあそこのごはん、おいしかったね」
なんて話から始まって、
「次は何食べに行く?」
と盛り上がったり。
そこから、
「また一緒に旅行したいね」
「次はどこに行こうか」
なんて、
少し先の話になることもありました。
たった5分のつもりだったのに、
気づけば、夫といろんな話をしている。
そんな時間が、
私はとても楽しかったんです。
夫婦で話したことが、家族の楽しみにつながった
夫婦で話していたことが、
そのまま家族の楽しみにつながることもありました。
ある夜、
ふたりで雑誌を見ながら、
「このお店、行ってみたいね」
と話していたことがあります。
するとそのまま、
「じゃあ、今度の休みに行ってみようか」
という話になって、
週末に子どもたちも一緒に出かけました。
実際に行ってみると、
「雑誌で見たときより、ずっと素敵だね」
と、夫と顔を見合わせて笑いました。
夫婦で何気なく話していたことが、
こうして家族のお出かけにつながる。
そんなことがあると、
「あぁ、こういう時間っていいなぁ」
と感じます。
おいしいものを一緒に食べること。
食事をしながら子どもたちのかわいい姿を見て、
夫と目を合わせて笑うこと。
次に行きたい場所を話すこと。
わが家では、
そんな小さな夫婦時間が、
家族で楽しむ時間につながることもあります。
さいごに
こうして夫と過ごす時間を重ねてみると、
夫婦の時間は、長くなくてもよかったんだなと思います。
子どもたちが寝たあと、
隣に座って、一緒に笑って、少し話す。
わが家では、
そんな小さな時間から、
夫婦で過ごす時間が少しずつ戻ってきました。
私には、
このくらいの小さな始め方がちょうどよかったです。
もし夫婦の時間がなかなか取れないなら、
まずは隣に座る5分からでもいいのかもしれません。
あなたの暮らしの中にも、
小さなふたり時間が見つかりますように。
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