性格がまるで違う私たち
私と夫は、性格がまるで違います。
私は、いろいろ考えて、ある程度決めてから動きたいタイプです。
お出かけの前も、
「持ち物は?」
「時間は?」
「子どもの着替えは?」
「雨が降ったら?」
と、つい先回りして考えます。
一方で夫は、
「とりあえず行ってみよう」
「なんとかなるよ」
と、まず動き出すタイプ。
私は考えてから動く人。
夫は、動きながら考える人です。
人との関わり方も違います。
私は、初対面でも知り合いかのように話しかけるタイプ。
夫は少しシャイで、時間をかけながら、行動で人との関係をつくっていきます。
こうして並べてみると、私たちは本当に正反対です。
それでも、結婚して8年。
今でも「この人でよかったな」と思うことがたくさんあります。
というより最近は、
「私とは違う性格の人で、本当によかったな」
と思うことも増えました。
私は、自分とは違う夫に助けられていることが、本当にたくさんあるからです。
「私とは違う性格の人で、本当によかった」と思うこと
たとえば、旅行のとき。
わが家では、夫がざっくりと目的地やコースを決めて、私がパッキングや細かい準備をすることが多いです。
夫が大きなところを決めてくれて、私は細かなところを整える。
どちらかが決めたわけでもないのに、いつの間にかそんな役割になりました。
私が細かいところまで考える一方で、夫は、
「まあ、いいじゃん」
「なんとかなるよ」
と、おおらかに構えています。
私はあれこれ考えすぎてしまうことがあるので、その軽やかさに助けられることもたくさんあります。
逆に、夫が苦手なことでは、
「これは君の出番だね」
と頼ってもらうこともあります。
頼ってもらえるのは、私にとってもうれしいことです。
同じことが得意なふたりではないからこそ、自然と役割が分かれている。
そんな今のバランスを、私はとても心地よく感じています。
もちろん、違いに戸惑うこともある
性格が違うことが、いつも心地いいわけではありません。
たとえば、子どもが飲み物をこぼしたとき。
私は、
「こぼしたなら拭けば大丈夫」
と、わりと平然と子どもに伝えることが多いです。
一方で夫は、イラッとしながら、すぐに自分で拭いていることがあります。
そんな夫を見ていると、私は、
「そんなにイライラしなくてもよくない?」
「拭けばいいだけじゃん」
「子どもがこぼすのなんて、しょうがないじゃん」
と思います。
同じ出来事を目の前にしていても、感じ方も反応の仕方も違うんですよね。
私は気にならないことを、夫は気にする。
夫が「そこは気になる」と感じることを、私は「そこまで?」と思う。
一緒に暮らしていると、こういう小さな違いはたくさんあります。
性格は違っても、大切にしたいものは近いのかもしれない
そんな私たちですが、暮らしの中で夫を見ていると、
「性格は違うけれど、大切にしたいものは近いのかもしれない」
と感じることがあります。
今は夫が在宅ワークになり、料理を担当してくれるようになりました。
野菜が苦手な子どもたちが少しでも食べやすいように、
野菜を細かく、細かく刻んでいる夫の大きな後ろ姿を見ることがあります。
子どもの幼稚園の送迎も、自然と夫が行ってくれています。
子どもの日常にちゃんと関わってくれていること。
「私だけの育児ではない」と感じられること。
それは、私にとってとても大きな安心です。
夫が何を考えてその一つひとつをしているのか、全部を私が分かっているわけではありません。
それでも私は、そんな日々の姿を見ながら、
「家族を大切にしたいという気持ちは、近いように感じています。」
と感じています。
夫との違いに、私は何度も助けられてきた
私は慎重で、考えすぎてしまうことがあります。
そんなとき、まず動いてみる夫がいると、物ごとが前に進む。
一方で、細かな準備や手先を使うことなど、夫が少し苦手なことは、私のほうが得意だったりします。
そんなときは、私が動くことで、夫を助けられることもあります。
ひとりだったら立ち止まっていたところを、ふたりだから進めたこともありました。
性格が違うことで戸惑うことはあっても、私はそれ以上に、
自分にはないものを持っている夫に助けられている
と感じています。
本当に、ありがたいなと思います。
以前は、
「こうしてくれたらいいのに」
「もっと気づいてくれたらいいのに」
と思うこともありました。
けれど少しずつ、夫がすでにしてくれていることにも目が向くようになりました。
料理をしてくれること。
幼稚園の子どもの送迎に行ってくれること。
私が立ち止まっているときに、違う視点を軽やかに見せてくれること。
気づくと、「ありがとう」と伝えていることは、思っていた以上にたくさんありました。
夫のしてくれていることに気づいて、「ありがとう」を伝えることについては、こちらの記事にも書いています。
▶ 甘えるって悪くない|「ありがとう」が夫婦に優しさを育てる話
さいごに
私と夫は、性格がまるで違います。
考えてから動く私と、まず動いてみる夫。
同じ出来事でも、反応が違うこともあります。
それでも私は、その違いに助けられていることが本当にたくさんあります。
私が苦手なところでは、夫が力になってくれる。
反対に、夫が苦手なところでは、私が力になれることもある。
そんなふうに暮らしていると、
「私とは違う性格の人で、本当によかったな」
と心から思います。



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