「じぶんでやる!」
子どもがそう言いはじめたとき、
シャンプーを自分でやりたがるのは成長の証。
ただ、ちゃんと洗えているのかも気になります。
わが家でも、最近子どもが「自分でシャンプーしたい」と言いはじめました。
最初は、とりあえず気持ちを尊重して任せてみたんです。
すると、また以前のように娘の髪が絡まってきたのです。
けれど、少しずつ声かけややり方を工夫していくうちに、子どもの「やってみたい」を大切にしながら、お風呂時間をまた穏やかに過ごせるようになりました。
今日は、子どもが自分でシャンプーしたがるときの見守り方と、わが家でうまくいった声かけや工夫を分かち合います。
子どもが自分でシャンプーしたがるときは、全部任せるより「一部を任せて最後に親が仕上げる」形が、わが家ではうまくいきました。
子どもが自分でシャンプーしたがるのは、成長しているサイン
子どもが何でも「自分でやりたい」と思うのは、ごく自然なことです。
服を着ること。
靴をはくこと。
歯みがきをすること。
そんな毎日のことと同じように、シャンプーも「自分でできるようになりたい」と思うタイミングが来るんですよね。
親からすると、
・まだ早いかも
・きれいに洗えなさそう
・結局やり直すことになりそう
そんな気持ちが出てくるものです。
ただ、この「やりたい」は、自立に向かう大事な芽でもあります。
全部を完璧に任せなくてもいいけれど、最初から止めてしまうのはもったいないこともあるんですよね。
自分でシャンプーしたがるときに親が困ること
子どもの気持ちは応援したい。
けれど、現実には困ることもたくさんありますよね。
ちゃんと洗えているかわからない
頭のてっぺんばかり泡立てて、後ろや耳のうしろが洗えていないことはよくあります。
流し残しはあとで頭皮がかゆくなったりします。
目に泡やお湯が入りやすい
痛い、怖い思いをすると、それだけでシャンプー嫌いになってしまうこともあります。
時間がかかる
夜のお風呂は、ただでさえバタバタしやすい時間。
ゆっくり見守りたい気持ちはあっても、余裕がない日もありますよね。
手を出すと、子どもが怒る
手伝おうとしただけなのに、
「じぶんでやるの!」
と怒られてしまうことも。
親の善意と子どもの自立心がぶつかる場面なんだと思います。
わが家が大切にしたのは「全部任せる」ではなく「一緒に育てる」こと
わが家では、全部を任せることをやめました。
子どもが自分でやりたい気持ちは大切にする。
そのうえで、できるところは任せて、難しいところはさりげなく支える。
この形がいちばんうまくいきました。
親が「ちゃんとやらせなきゃ」と気負うと苦しくなるし、子どもも失敗しやすくなります。
だからこそ、
「練習中だよね」
「今は一緒に覚えていく時期だよね」
そんな気持ちでいたほうが、なんだかやさしくなれました。
子どもが自分でシャンプーしたがるときの見守り方
ここからは、わが家で実際にやっていた見守り方を紹介します。
1. 最初に流れを短く伝える
いきなり「どうぞ」と任せるより、先に手順を短く伝えるとやりやすそうでした。
たとえば、
「まず髪をぬらして」
「次にシャンプーは2かい手に出して」
「頭をくるくる洗って」
「最後にしっかり流そうね」
こんなふうに、ひとつずつ短く伝えるだけでも、子どもは動きやすくなります。
長い説明より、短い言葉のほうが伝わるんですよね。
2. “できる部分”を任せる
全部任せるのではなく、まずは子どもがやりやすいところから。
たとえば、
・シャンプーを手に出す
・前側を洗う
・お湯で流す
こうした一部だけでも、子どもにとっては「自分でできた」経験になります。
3. 最後の仕上げは親が確認する
わが家では、あらかじめ娘に
「洗い残しがあるとあとで痒くなったりするから、最後にママが確認するね」
と伝えて、洗い終わった娘が
「ママ、確認して~」
と言ってくるので親が確認。
「よく洗えているね!すごい!あとはここだけ少し流しちゃうね」
と言って、耳のうしろや後頭部をさっと洗っていました。
全部やり直す感じにすると、子どもは嫌がりやすいんですよね。
だから「確認」とか、あとは「仕上げ」という言い方にしていました。
このひと工夫だけで、受け取り方がずいぶん変わりました。
4. 急いでいる日は無理をしない
毎回つき合えたわけではありません。
疲れている日や時間がない日は、
「今日はお風呂入る時間遅くなっちゃったから、ママが洗うね。」
「明日は自分でやる日にしようね」
と先に伝えるようにしていました。
こういう日は娘も疲れていたりするので、あっさり
「うん」
と言ってきます。
何でも受け止めることが優しさではないんですよね。
臨機応変にすることも、親子のお風呂時間を穏やかにする大事な土台だと思います。
わが家でうまくいった声かけ
子どもが自分でシャンプーしたがるとき、言い方ひとつで空気が変わります。
わが家でよく使っていた声かけはこちらです。
「やってみたいんだね」
まず気持ちを受け止める。
最初に否定されないだけで、子どもは落ち着きやすくなります。
「じゃあ、ここまではお願いしようかな」
全部ではなく、一部を任せるときに使いやすい言葉です。
任された感じがあって、娘もうれしそうでした。
「自分でやろうと思ってやったの、いいね」
結果よりも、やってみたことを認める声かけです。
自信につながりやすいと感じました。
「後ろは見えにくいから、一緒にやろうね」
「できていない」ではなく、自然にサポートへつなげる言葉です。
「少しずつできるようになってるね」
この言葉は、親自身の気持ちもやわらかくしてくれました。
完璧じゃなくても「成長している」、と思えるからです。
逆にうまくいきにくかった声かけ
振り返ると、こんな言葉は子どもがムッとしやすかったです。
・「違う違う、そうじゃない」
・「ちゃんと洗えてないよ」
・「もういい、ママがやる」
・「早くー」
言いたくなる日、ありますよね。
すごくよくわかります。
ただ、子どもからすると「やってみたい気持ち」を止められたように感じるのかもしれません。
だからこそ、できるだけ「否定」より「案内」に変えるほうが、お互い楽でした。
たとえば、
「そこもいいね。次は後ろもやってみようか」
「じゃあ最後だけ一緒にやろうね」
こんなふうに言い換えるだけで、ずいぶん違いました。
子どもが自分でシャンプーしやすくなる工夫
見守りや声かけだけでなく、環境を少し整えるのもおすすめです。
泡で出るシャンプーを選ぶ
子どもが自分で洗うなら、泡立ちやすさはとても大事です。
なかなか泡立たないと、それだけでやりにくくなってしまいます。
髪質によっては、きしみにくさや絡まりにくさも大切ですよね。
とくに髪が長い子、細くて絡まりやすい子は、使うものが合うだけで朝のブラッシングまで楽になることもあります。
顔にお湯がかかりにくい流し方を練習する
少し上を向くと顔にお湯がかかりにくくて不快さもなく、やりやすそうでした。
毎回じゃなくてもいいと決める
「自分でやる日」頑張れる日と
「親が洗う日」甘える日があって大丈夫。
子どもにも気分や疲れている時があります。
その気持ちを尊重しました。
完璧にできなくてもいい。お風呂時間は練習の場
子どもが自分でシャンプーしたがると、親はつい「ちゃんとできるようにさせなきゃ」と思ってしまいがちです。
けれど、最初から上手にできる子はいません。
こぼす日もある。
泡が残る日もある。
途中で「やっぱりやって」となる日もある。
それでも、そのひとつひとつが練習なんですよね。
親にとっては夜の忙しい時間のひとコマでも、子どもにとっては「自分でできた」が積み重なる大切な時間。
そう思うと、少しだけ見え方が変わる気がしました。
まとめ|子どもの「自分でやりたい」は、見守りながら育てていけば大丈夫
子どもが自分でシャンプーしたがると、親としてはうれしさの一方で、心配や大変さもありますよね。
ちゃんと洗えているかな、目に入らないかな、今日は時間がないな。
そんなふうに揺れるのは、とても自然なことだと思います。
わが家では、全部を任せるのではなく、
できるところは子どもに、難しいところは親がさりげなく支える形が合っていました。
「自分でやりたい」という気持ちを受け止めながら、一緒に少しずつ覚えていく。
そのくらいの気持ちで向き合うと、お風呂時間の空気もやわらかくなっていくかもしれません。
もし今、子どもの「自分でやりたい」と親の「ちゃんとできるかな」の間で揺れているなら、
まずは仕上げだけ、
「洗い残しがあるとあとでかゆくなることもあるから、最後にママが確認するね」
と、やさしく声をかけてみるところから始めてみてください。
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