最期は老衰がいいと思ったら、今日の過ごし方がなんだか変わってきた話

理想の自分に近づくヒント

人生の終わりについて考えることは、少し重たく感じるかもしれません。

けれど、私にとってそれは、暗いことではなく、
「今日をどう生きたいか」を見つめ直すきっかけでもありました。

私はいつか人生の最後を迎えるなら、できれば老衰のように、静かに穏やかに旅立てたらいいなと思っています。

そう思うようになってから、健康のこと、時間の使い方、人とのつながり、日々の暮らしの味わい方が、少しずつ変わってきました。

「どんな最期を迎えたいか」を考えることは、
「今をどう生きるのか」を考えることでもありました。

どんな最期を迎えたいかを考えてみた

私は「最期は老衰がいいな」と思っています。

もちろん、人生は自分の思い通りになることばかりではありません。
最期の迎え方も、すべてを自分で決められるわけではありません。

それでも、できることなら、眠るように静かに、穏やかに旅立てたらいい。

そんなふうに思ったとき、ふと考えました。

そのために、私は今日をどんなふうに過ごしたいのだろう、と。

最期のことを考えると、遠い未来の話のようでいて、実は今日の小さな選択につながっている気がします。

何を食べるか。
どう体を動かすか。
誰と時間を過ごすか。
どんな気持ちで一日を終えるか。

そうした小さな積み重ねが、いつかの自分の在り方につながっていくのかもしれません。

両親を見送って、心に残ったこと

私がこう考えるようになった大きなきっかけは、両親を見送った経験でした。

人の最期を目の当たりにすることは、とてもつらいことです。

けれど同時に、そこには深い気づきもありました。

人はどう生きてきたのか。
何を大切にしてきたのか。
誰とつながってきたのか。

そうしたものが、人生の最後の場面にも、静かににじみ出るのだと感じたのです。

だからこそ、私は思いました。

人の最期は、突然そこだけ切り離されて訪れるものではなく、
日々の生き方の延長線上にあるのかもしれない、と。

老衰という言葉から、今日の暮らしを見直す

老衰と聞くと、ただ年齢を重ねた先にあるもののように感じるかもしれません。

でも私の中では、老衰は「何もしなくても自然に迎えられるもの」というより、
日々をどう過ごすかと深くつながっているもののように思えます。

体を大切にすること。
心をこわばらせすぎないこと。
日々の小さな喜びを味わうこと。
信頼できる人とのつながりを持ち続けること。

そういう毎日の積み重ねが、いつかの穏やかな自分につながっていくのかもしれません。

もちろん、完璧に健康的な暮らしをしようという話ではありません。

忙しい日もあるし、疲れて何もできない日もあります。
思うように過ごせない日だってあります。

それでも、少しだけ体をいたわる。
少しだけ心が喜ぶことを選ぶ。
少しだけ人とのつながりを大切にする。

そんな小さな選択が、これからの私をつくっていくのだと思います。

今の私が大切にしたい4つのこと

老衰という最期を考えたとき、今の私が大切にしたいと思ったことが4つあります。

健康に気を配ること

体は、人生を味わうための大切な器です。

大げさなことはできなくても、食べるものを少し意識したり、歯を大切にしたり、疲れたら休むことを選んだり。

そうした小さな健康習慣を、未来の自分への贈り物として続けていきたいと思っています。

生涯現役の気持ちを持つこと

ここでいう現役とは、働き続けるという意味だけではありません。

何かに興味を持つこと。
新しいことを知ろうとすること。
誰かの役に立てる自分でいたいと思うこと。

そういう心の動きがあると、人は年齢を重ねても内側からいきいきしていられる気がします。

日々の喜びを味わうこと

大きな夢や目標もすてきです。

けれど、毎日の中にある小さな喜びを味わえることも、同じくらい大切だと思います。

あたたかいごはんを食べること。
子どもの笑い声を聞くこと。
朝の光を浴びること。
大切な人と「おいしいね」と笑い合うこと。

そういう日常の小さな幸せに気づける自分でいたいです。

人とのつながりを大切にすること

もうひとつ大切にしたいのが、人とのつながりです。

孤独な時間が長く続くと、心も体も少しずつ弱ってしまうことがあるのだと思います。

反対に、信頼できる人と関わり続けていると、心の奥にあたたかさが残ります。

家族でも、友だちでも、近所の人でも、心を許せる誰かとの小さなやり取りでもいい。

人とのつながりは、人生の最後まで自分を支えてくれるものなのかもしれません。

さいごに|最期を考えることは、今を大切にすること

最期のことを考えるのは、少し怖いことでもあります。

けれど、私にとってそれは、今を暗くするものではありませんでした。

むしろ、今日をどう過ごしたいかを考えるための、静かな道しるべになっています。

いつか穏やかに人生を終えたいと思うなら、
今日の自分にも、少しやさしくしてあげたい。

未来の自分が安心して年を重ねられるように、
今できることを、ひとつずつ選んでいきたい。

健康も、時間も、お金も、人とのつながりも。
どれも、遠い未来のためだけではなく、今日の暮らしをあたためてくれるものなのだと思います。

最期を考えることは、今を大切にすること。

そう思うようになってから、今日の過ごし方が少しだけ変わってきました。

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