受け継いだ着物を、これからの私へ。母と祖母の想いを暮らしに活かす話

学びと気づき

実家に帰省したある日、押し入れの奥から、
一枚の着物がそっと顔を出しました。

それは、母が生前とても大切にしていた、おばあちゃんの着物

母自身は一度も袖を通すことがなかったのに、
ずっと手放さずに取っておいた——
そんな着物でした。

 

触れてみると、どこか懐かしくて、あたたかい。

そしてふと、こう思ったんです。

「今度、わたしが着てみようかな」

 

母と祖母が大切に守ってきたものを、
これからは私が活かしていけたら——
きっとあのふたりも、喜んでくれるんじゃないかなって。

毎日、家事や育児に追われていると、 自分が何を好きだったのか、
どんな時間に心が動くのかを忘れてしまうことがあります。

でも、こうして昔から大切にされてきたものに触れると、
「私も、自分の人生をもっと楽しんでいいのかもしれない」と思えたんです。

来年のお正月には、家族みんなで着物を着て、記念写真を撮りたい。

日常の中でも、浅草にお出かけするときなど、
少しだけ特別な気分を味わうものとして楽しんでみたいなと考えています。

 

着物って、特別な場面のためだけじゃなくて、
「今日は着たいから着る」で、いいのかもしれない。

そんなふうに、自由に遊ぶように楽しめたら素敵ですよね。

 

母と祖母が大切にしていたその着物は、
過去の記憶ではなく、
これからの私の人生を彩る一部へと変わっていく。

袖を通すたびに、きっと二人もそっと一緒にいてくれる気がします。

 

家族の想いをつなぐことは、
何か特別なことをしなくても、
日々の中で、ふとした瞬間に生まれるのかもしれません。

 

あなたのそばにも、
大切に受け継がれてきた「何か」が眠っていませんか?

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