2026年——冬のある午後。
小さな少女が、ひとつの夢を胸に公園へと向かった。
その夢とは、凧を飛ばすこと。
彼女の名は、えりか。
年齢、5歳。
手には、買ったばかりの新品の凧。
目はキラキラ、気合は十分。
そして隣には、付き添いのパパ——。
公園に到着した彼女は、迷いなく凧を持ち、
小さな足で走り出した。
風、良し。
空、晴れ。
「いけぇぇえーっ!」
凧は、空へ——…
と、そのとき。
「バキィィィィィッ‼️」
乾いた音が響いた。
目の前で折れ曲がる凧。
パパ、固まる。
観衆(たまたま居たハト)、逃げる。
そして、彼女は言った。
静かに、しかし力強く——
「…また、買って」
「彼女の挑戦は、わずか3分で幕を閉じた。
けれど——夢は、まだ折れていない。」
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