0歳の赤ちゃんに読み聞かせ。何冊読むより「どんな気持ちで」が宝になる

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0歳の赤ちゃんへの絵本の読み聞かせには、明確な正解や決まりはありません。
けれど、ひとつだけ大切にしたい考え方があります。

それは、

「絵本を通して、赤ちゃんと心を通わせる時間を持つこと」。

読む冊数や時間の長さではなく、どんな気持ちでそのひとときを過ごすか。
それが、赤ちゃんの安心感や親子の絆につながっていきます。


絵本は「通じ合う時間」になる

たとえば――

毎晩1冊読むだけでも、それが“安心のリズム”になる。
月に1〜2冊、新しい絵本があると親も楽しめる。
でも、「お気に入りの1冊」を何度も読むことも、立派な読み聞かせです。

赤ちゃんは繰り返しが大好きですから、
「1年で1冊」でも、その1冊を大切に読み重ねることが、かけがえのない時間になります。


こんなふうに読むだけで、絵本は宝物になる

毎晩1冊、それが“安心のリズム”になる

「たった1冊」も、赤ちゃんにとっては「いつもの」になって、
それが“安心のリズム”になります。

「お気に入りの1冊」を何度も読む、これも立派な読み聞かせ

繰り返しの中に、赤ちゃんは“安心”と“発見”を感じています。
同じページで笑って、同じ音に耳を澄ませる。
それだけで、もう心は通じ合っているんです。

「何冊か」よりも「何度も」、「何分か」よりも「どんな想いで」

だからこそ、
「何冊か」よりも「何度も」。
「何分か」よりも「どんな想いで」。

この考え方は、子どもが何歳になっても変わりません。


成長にあわせて変わる、絵本との関わり方

子どもは日々育ち、感じ方も少しずつ変わっていきます。
でもね、絵本を通して心を通わせる時間の価値は、ずっと残り続けるんです。

0歳:「音」や「リズム」「色」「声」に反応

目で追い、耳で聴き、声のあたたかみに反応するのが0歳の赤ちゃん。
読み聞かせは“音”のプレゼントでもあります。

1〜2歳:「繰り返し」や「リズム」が楽しい

同じセリフ、同じ動き、くり返される展開。
そのたびに笑ったり、真似したり。

3〜4歳:「お話」や「登場人物の気持ち」への共感

ちょっとずつ物語の中に入り込み、
「うさぎさん、かなしいね」「これたべたことある!」なんて言うようになる。

小学生になっても…「ママの声が落ち着く」って言われる幸せ

私の知っているあるお母さんは、子どもが小学4年生になっても、夜寝る前に短い物語を一緒に読んでいました。
その子は、「ママの声で聴く物語が、一番落ち着く」と言っていたそうです。


0歳におすすめの絵本8選

ここでは、0歳の赤ちゃんに響きやすい“感覚重視”の絵本を8冊ご紹介します。
「五感への響き」「反応のしやすさ」「親とのふれあい」「読み聞かせのしやすさ」などを考えて、私なりのおすすめ順に並べました。

第1位:『いないいないばあ』(松谷みよ子/瀧口康彦)
→ 赤ちゃんが最も反応しやすい「いないいないばあ」の遊びが中心。初めての絵本として鉄板。

第2位:『じゃあじゃあびりびり』(まど・みちお/長新太)
→ 擬音のリズムとカラフルな色が、赤ちゃんの五感を刺激してくれる。

第3位:『だるまさんが』(かがくいひろし)
→ リズム・ユーモア・繰り返しが絶妙で、笑顔を引き出してくれる絵本。

第4位:『もこもこもこ』(谷川俊太郎/元永定正)
→ 「もこもこ」という言葉の響きと抽象的な色・形が想像力を誘う。0歳でも“感じる”絵本として根強い人気。

第5位:『がたんごとんがたんごとん』(安西水丸)
→ 電車の音のリズム感が、そのまま言葉になっていて、音として楽しい。

第6位:『おつきさまこんばんは』(林明子)
→ 夜の静けさと、語りかけるようなトーンが心を落ち着かせる。

第7位:『ぺんぎんたいそう』(かこさとし)
→ 一緒に動いてあそべる要素があり、身体性も育つ。

第8位:『くだもの』(きむらゆういち/村上康成)
→ シンプルで綺麗な絵。果物を「どうぞ」と渡すやりとりも楽しい。

「どれを読むか」より「どう読むか」が、0歳には大切

絵本選びに迷ったときは、赤ちゃんが手を伸ばした絵本から始めてみてください。
それがその子なりの“今の気分”かもしれません。

赤ちゃんが手を伸ばした絵本が“今の気分”かもしれない

絵本に伸びる手。目を輝かせて見るページ。
それは、小さな「今ここ」の気持ちの表れです。

焦らず、ゆっくり、リズムを感じながら読んでみて

読み聞かせの時間は、焦らず、ゆっくり。
声の抑揚やリズムを感じながら。
絵本のページをめくるたびに、子どもの心の中で“響き”が育っていくのを感じられるはずです。


絵本は「読むもの」じゃなく、「一緒に過ごすきっかけ」

大切なのは、“赤ちゃんの今に合っていること”、
そして、“あなた自身が読んでいて楽しいこと”。

そのふたつがそろえば、きっと絵本は、親子にとって特別な時間をつくってくれます。

あなたと絵本の、すてきな出会いのきっかけになりますように。

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